2006年06月16日

O U T


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OUTの映画 を見る機会があった。
前に原作を読んだことがあったので興味深く観てみました。

・・・


・・・なに?このアンチ・クライマックス。


登場人物のキャラクタとかはすごく原作の雰囲気を捉えてて名演技だと思った。
だが、
だがしかし、あのラストは頂けない。
まあ、原作の長さを考えると、全部映画にしたら尺が合わないってのもあると思うけど。
映画を別物と考えれば、アレはアレで良いのかも?
なるほど、映画の紹介を見ると“殺人事件をきっかけに、最悪の状況からOUT(脱出)しようとする4人の女たちの姿を、コミカルかつスリリングに描いたサスペンス”とある。
なるほど、コミカルという要素を入れたかったのね、と納得々々。


この作品は、映画を観た人が原作を読んでも楽しめると思うし、原作を読んだ人も映画を楽しめると思う。
活字で心理描写を表現するのに、書き手の上手さと共に、読むほうの想像力も必要だと思ったりするのですが、映像の表現力はやっぱりスゴイので、
「主婦が何故、死体を解体するに至ったか?」
という今回のテーマ的な所も、映画のほうがスムーズに表現できてるのではないでしょうか。
映画では主人公の過去について殆んど触れてないので解り辛いが、原作の方はその辺りを掘り下げてあるので、主人公のドライな性格と現在の生活に対するやるせなさみたいな物について深く洞察することが出来る。
原作が先か映画が先か?なんとも言えない作品。

ちなみにこの作品はコレからインスパイアされてると思われる。(解体とか)

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この本の中でよく「死体を透明にすればいいんだよ。」という言葉が出てきますが、どうやって透明にするか淡々と書かれているのが不気味な感じです。



 ('-'ノ)ノ 閑話休題 ('-'ノ)ノ

あと、ラストが微妙に違うものとして、「白夜行」と「不夜城」があるが、どちらもドラマティックにしすぎ!
両作品とも原作の良さを台無しにしてる気がする。
映画と原作を別物とするならいいのだが、せっかく原作がドライかつハードな雰囲気なのにウエットな要素はキョウザメちゃんだ。


posted by Θzawin at 17:54| Comment(0) | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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