2006年09月13日

『博士の愛した数式』


 dvd_img.jpg

DVDを見た。
監督と主演が『あめあがる』といっしょなので期待値がLだった。

いきなり結論
原作を読んでない人は是非みるべき。
原作を読んだ人はちょっとだけ「むむ・・」っとなるかもしれないけれど、大人になったルートを見ることができるので是非見るべき。

原作では家政婦が語り部となっているのに対して映画では数学の先生になったルートが語り部になっている。これはなかなか良いアイディアだと思う。
数式の説明もわかり易いし、現代と過去の場面転換が子気味いい雰囲気になっている。
原作では語り部となる家政婦が過去を思い出しながら進行していくのだが、その手法が上手く続きが気になる。読みやすい文章と言うか、読んでいて気持ちのいい感じがする。
映画のほうで「むむ・・・」っと思ってしまったのはなんとなくハッピーエンドっぽくされているのと博士の苦悩がさらっと流されている点である。毎朝起きる度に自分の身に起こっていることを常に新しい衝撃をもって知らされる博士の嘆き、それを目の当たりにしたときそんなことを想像すらしていなかった家政婦の博士に対する感情の変化といったこの話の山場といえるシーンが映画では思ったよりさらっとかわされた感じがしてしまった。
このシーンでの寺尾輝の演技に期待していただけに肩透かしを食ったきがした。
義姉のとの関係と子供と数式の関係に関しても原作では読み手の想像にゆだねる部分が多かったのに対して映画ではあからさまになっているのに情緒のなさを感じてしまった。

ちょっと色々不満を書いてしまいましたが、映画としての出来は優秀だと思う。
原作を読んでない人は絶対観るべきだと思うし、原作を読んだ人もルートを見るために観るべきです。
あと、長野で撮られた映像も綺麗です。











posted by Θzawin at 17:35| Comment(0) | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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