2005年03月19日

ありえない死刑囚

 死刑廃止問題について書かれた本を読んだことがあるが
読んだ後に思ったのは死刑を無くさないほうが良いんじゃあるまいか?ということだった。
その本には死刑囚の書いた作文や家族、遺族に対する手紙が紹介されていて、
彼らに更正のチャンスを与えたいと、死刑はその機会を永久に奪ってしまうと筆者は呼びかけていたわけであるのだが。

そもそも日本において死刑になる人って5人くらいいっぺんに殺した人とか、
過去に殺人を犯し、釈放後また同じ過ちをしてしまった人くらいなんですよね。
特に後者が多くて、釈放後すぐに同じ手口を繰り返している。
女性を襲って殺している人が多い・・・
「更正のチャンスを与えたい」
って、人殺しのチャンスを与えてるみたいなものなのでは?
そう自分は感じてしまう。
殺人鬼は牢屋に閉じ込めておくべきであると。
モットヒトヲシンジルベキナノデショウカ?

殺人鬼を世に放して殺された人はたまらないと思うが?
死刑廃止を訴える人は殺される方のことを考えることがあるのでしょうか??
真面目に生きてきて、お金または性欲のために殺されてしまうことの理不尽さの前に声を失うべきなのではないでしょうか。
死刑囚に人権があるべきだと主張することが大切なのだとしたら、釈放された死刑囚の側にいて更正するまで付き合ってください。

それはソレとして
漫喫で読んだマンガで死刑廃止をテーマしたものがあった。
『死刑囚042 』
小手川 ゆあ
ZZZ07103274.jpg

死刑制度の廃止を検討している政府は、ある実験を開始した。死刑囚042号=田嶋良平は脳の破壊活動を司る部位にチップを埋め込まれ、とある公立高校へ派遣される。彼の興奮が殺人を犯すほどに達すると、チップは爆発し脳を破壊するのだ。人間の生と死を問う衝撃作、

ありえない設定にありえない死刑囚(笑
でも泣ける作品です。
作者自身も死刑廃止問題に一石を投げかけるつもりもなくファンタジィであると嘯いているわけであるが・・
マンガをマンガと割り切って物語りを作っている(楽しんでいる?)姿勢に好感が持てる。
ヒロイン役の盲目の少女の存在もキーポイントになっており
世の中に確実に存在する差別意識もテーマに取り組み
女性ならではの非常にデリケートな視線で捕らえてる。

後半出てくる他の死刑囚と話の結末から察するに筆者は現実はこんなことはファンタジィであると誰よりも判っているのが感じられる。

自分的には今年度泣けた本Best3にランクインされました。



 ('-'ノ)ノ 閑話休題 ('-'ノ)ノ

ふと本の画像を探したときに読んだレビュアーで目に付いたのがあったので引用する ↓

がっかりしました, 2005/02/13
レビュアー: 法律を学ぶ学生です
てっきり、死刑制度の意義や現実に対し、深く切り込んだ作品を期待したのですが、それはまったくありません。法律の知識はゼロ、行政の知識はゼロ、死刑囚の現実もゼロ。このゼロとは、侮蔑の表現ではなく、作者自身、ひとかけらの取材もしておらず、本当に知識ゼロで描いているという意味です。このようなテーマを扱うとき、現実に死刑囚と関った人たちの体験があるからこそ、問題の深さや悲しみというものがありますが、作者の思いつきのような展開で話が続きます。
死刑制度の是非を考える人にとって、悪い言い方ですが、読むだけ時間の無駄です。単に死期の決まった恋愛マンガです。本当にがっかりしました。


死刑制度の是非を考える人がマンガにそれを求めないように。(w
法律を学ぶ人がもっと柔軟な考え方ができないでいいのかな?
それともガチガチの頭の方がイイノデショウカ??
決してマンガを馬鹿にしているわけないのですが、
小説に出来ること、ノンフィクション物に出来ること、映画で表現できること、
そしてマンガにしか出来ない事があると思います。

この作品は作者の心の綺麗な部分を削りだして形にして見せたそんなものだと思ふ






posted by Θzawin at 00:37| Comment(1) | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
きょうは、設定しなかったよ。
Posted by BlogPetの「ぱうえる」 at 2005年03月20日 10:25
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