2005年03月29日

鬱屈した青春を後ろ向きに駆け抜けろ!

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本物のひきこもりの筆者が話題の本
興味があったのだが、何故か敬遠する部分もあった。
“毎夜現れるチェーンソー男と立ち向かう女子高生”
って
ヨマネーYo!とか思ってたけど
ふとしたきっかけで読んでみることにした。

『NHKへようこそ!』
(NHK=日本ひきこもり協会)
これは主人公がひきこもりで、ある少女との出会いで立ち直っていく物語。
という内容だが
それでは全くこの本のことを説明できていない。
主人公のだめっぷりを楽しむ(親近感を抱く?)といった読み方も間違っている。
文章がおもしろく、さくさく読めてしまう。
普通に読みとふーんって感じで終わってしまうかも?
でもなにか妙な読後感が残る。

『ネガティブ・ハッピー・チェンソーエッヂ』を読んだときに
そのもやもやがなんとなく解かった気がした
『お前はダラダラするしかない。薄らぼんやりした幸せを楽しむしかない。すぐにでも消えてしまう幸せを大事に大事にするしかない。お前にはそれが精一杯だ』
「青春を後ろ向きに駆け抜ける」
けっして本当のネガティブではないが、後ろ向きにしか進めない。そんな悲しさ。
ネガティブにすら成りきれてない、ぎりぎりの絶望感。
言葉にしてしまえば陳腐でしかないが、
明るい(ややふざけたような)文体の中に隠されたソレは人の目に触れるのを嫌うようなはかなさを持っているように感じた。
posted by Θzawin at 21:48| Comment(0) | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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