2006年11月08日

透明人間の納屋/島田荘司

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透明人間の納屋
Mystery land

著者/訳者名 島田荘司/著
出版社名 講談社 (ISBN:4-06-270561-3)


【本の内容 】
透明人間はこの世に存在する。人間を透明にする薬もある。見えないから誰も気がつかないだけなんだ、この町にだっているよ。…学校、友人、母親、すべてに違和感をもって生きる孤独な少年、ヨウイチがただひとり心を開き信じ尊敬する真鍋さんの言葉だ。でもどうしてそんな秘密を知っているのだろうという疑問がぬぐいきれないでいるところに、不可解な誘拐事件が発生した。密室から女性が蒸発したかのように消失したのだ。透明人間による犯行だと考えると謎は氷解するのだが。

【感想】
この本の楽しみ方はちょっと特殊かもしれない。
子供が読む本のように全ての漢字にルビが振ってあり大きめな書体となっていて読みやすい。話は全てヨウイチという子供の視点及び考え方で書かれているので、ここは素直に子供の立場になって感情移入するのが一番この本を楽しめるのではないかと思います。子供ながらに大人の世界を覗き見するようなどきどき感を味わえること必至です。子供なりの残酷さで大切な人を傷つけてしまった、誰も悪くないのにうまくいかない切なさというのが子供の心中を上手く書ききれていると感じた。
途中オトナ的な勘繰りでいろいろ考えてしまうと純粋に楽しめなくなるし、ラストのカタルシスを感じることができなくて損をすることになってしまうんじゃないかな?
思考を停止させるんだ。

思考を〒 ゐ   シ   ・  ・

・・・ 





















  ・・・・・かゆ  ウマ





はっ!(゚〇゚)

おもわずほろりとするラストは絶品です。
最近の島田荘子ものではダントツかな。(当社調べ





posted by Θzawin at 11:15| Comment(0) | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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