
老朽化したバスルームで覚醒する2人の男、アダム(リー・ワネル)とゴードン(ケアリー・エルウェス)。どちらも片足を太い鎖でパイプに繋がれ、身動きがとれない。部屋のほぼ中央には、頭部を撃ち抜いた死体が転がっている。全くの不可解な状況で彼らに与えられたのは、テープレコーダーとテープ、一発の弾丸、タバコ2本、携帯電話、2本のノコギリ。テープを再生すると、生き残りたければ、6時間以内に相手を殺さなくてはならないと告げる声が。いったい誰が何のために?そして、なぜ、彼ら2人なのか…。
[ 2004年10月30日公開 ]
【感想】
エグイ描写は必要最低限に抑えてあり(人によってはかなりエグイかも?)上手に怖がらせていると感じた。気持ちよい恐怖感を味わえた。
冒頭ではまったく状況が解らない状態に置かれる二人からはじまりキューブを思わせる。
行き詰まる心理サスペンスは最後まで息を着けないほど。ラストに多少の問題はあるかとも思うが、そこは粋に流せるかどうかで映画を楽しめるかどうかのセンスが問われるところかな。
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